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【パナソニックU14】給水できないエラーの原因と対策|修理方法を徹底解説
2026年02月11日
😥
「洗濯機を回していたらピピピッと音がして止まってしまった」
「画面に『U14』という文字が出ているけれど、どうすればいいの?」
パナソニックのドラム式洗濯機を使っていて、突然のU14エラー(給水できない)に困っていませんか?
洗濯物は濡れたまま、すすぎも終わっていない状態だと焦ってしまいますよね。
💡 結論
U14の原因は大きく分けて2つです。
① 給水フィルターの詰まり(掃除で直る)
② 給水弁という部品の故障(修理が必要)
この記事では、施工実績25,000件以上を誇る「家電の達人」が、U14エラーの原因と自分でできる正しい対処法、そしてプロに修理を依頼すべき判断基準について徹底解説します👨🔧
👨🔧
パナソニック洗濯機のエラー「U14」とは?
パナソニックの洗濯機を使用していて、ディスプレイに「U14」と表示された場合、それは洗濯機が「給水が正常にできない」と訴えているサインです。 まずは、このエラーがどのような仕組みで判定されているのか、具体的な症状と合わせて解説します。
給水が指定時間内に完了しないサイン
洗濯機は運転を開始すると、選択されたコースや洗濯物の量に合わせて必要な水量を計算し、給水弁(水を入れる弁)を開きます。 通常であれば数分で規定の水位に達しますが、「設定された時間が経過しても、センサーが水位の上昇を検知できない」場合に、マイコンが異常と判断して運転を停止させます。これがU14エラーの正体です。
つまり、水が全く出ていない場合だけでなく、「水は出ているけれど勢いが弱すぎる」場合にもこのエラーが表示されます。
主な症状(水が出ない、チョロチョロしか出ない)
U14エラーが発生する際、現場では以下のような症状が多く見られます。
- スタート直後から水が出ない: 「ブーン」という低い音(給水弁の動作音)は聞こえるのに、水が全く流れてこないケースです。
- チョロチョロとしか水が出ない: 水は出ているものの、勢いが極端に弱く、洗濯槽に溜まるまでに時間がかかりすぎてタイムアウト(エラー)になるケースです。
- すすぎの工程で止まる: 「洗い」の時は問題なく水が出たのに、一度排水して「すすぎ」に入った途端に水が出なくなり、エラーになるケースです。これは給水の経路が切り替わったことに関連しています。
HU14エラーが表示される主な3つの原因
「昨日までは普通に使えていたのに、なぜ急に?」と疑問に思う方も多いでしょう。 U14エラー引き起こす原因は、大きく分けると「フィルターの詰まり」「給水環境のトラブル」「機械的な故障」の3つに分類されます。
原因1:給水フィルターの目詰まり(ゴミ・サビ)
最も頻度が高い原因がこれです。 水道管の中には、目に見えない微細な砂、鉄サビ、配管のシールテープの破片などが流れています。これらが洗濯機内部に侵入して故障を引き起こさないよう、給水ホースと洗濯機の接続部には「給水フィルター」という網が設けられています。
このフィルターがゴミで目詰まりを起こすと、水道の蛇口を全開にしていても、洗濯機内部には水がチョロチョロとしか入らなくなります。特に、近隣で水道工事があった直後や、築年数の経った建物では発生しやすくなります。
原因2:水栓(蛇口)や給水ホースのトラブル
洗濯機本体ではなく、その手前の「水が来るまで」の経路に問題があるケースです。
- 水栓が閉じている: 家族が誤って閉めた、引っ越し直後で開栓されていないなど。
- ホースの折れ・つぶれ: 本体を壁に寄せすぎてホースが圧迫され、水の通り道が塞がっていることがあります。
- 断水・凍結: マンションの貯水槽清掃や、冬場の配管凍結により、そもそも水が来ていない状態です。
原因3:給水弁(内部部品)の故障
上記の2つに当てはまらない場合、洗濯機内部にある「給水弁(きゅうすいべん)」という部品の故障が考えられます。 給水弁は、電気信号を受けて弁を開閉する「電磁弁」です。長年の使用による経年劣化でコイルが断線したり、内部のゴムパッキンやバネが固着したりすると、弁が開かなくなり水が出なくなります。これは部品交換が必要な「故障」の部類に入ります。
【自分でできる対策】修理を呼ぶ前のチェックポイント
エラーが出たからといって、すぐに修理業者を呼ぶ必要はありません。まずはご自身でできるメンテナンスを行うことで、費用をかけずに解決できる可能性があります。 ここでは、安全かつ効果的なチェック手順を解説します。
↓↓ 下記の記事でも【自分でできるメンテナンス】を書いてます ↓↓
手順1:水栓・元栓の確認と冬場の凍結チェック
まずは基本的な確認から行いましょう。 水栓(蛇口)がしっかりと左に回しきってあるか(開いているか)を確認してください。
また、冬場の寒い朝(氷点下になる日など)にU14が出た場合は、「給水ホース内の凍結」を疑ってください。 この場合、無理に溶かそうとして熱湯をかけるのは絶対にNGです。接続部の樹脂パーツやホースが変形・破損し、重大な水漏れ事故につながります。 対策: 40〜50度程度のぬるま湯にタオルを浸し、軽く絞ってから蛇口やホース接続部に巻き付け、ゆっくりと自然解凍を待ってください。
順2:給水フィルターの掃除方法(正しい手順)
凍結や水栓に問題がなければ、U14の最大の原因である「給水フィルター」を掃除します。 水漏れを防ぐため、必ず以下の手順を守って作業してください。
- 水栓(蛇口)を閉める: これを忘れると、ホースを外した瞬間に水が噴き出します。
- 洗濯機の水圧を抜く: 電源を入れ、コースを選ばずにスタートボタンを押します。約1分ほど運転させると、ホース内に残った水圧が抜け、「ブーン」という音が止まります。その後、電源を切ります。
- 給水ホースを外す: 洗濯機背面の給水ホース接続部(袋ナット)を左に回して外します。タオルを用意しておくと、こぼれた水を受け止められます。
- フィルターを掃除する: 洗濯機の接続口を覗くと、青や白色の網(フィルター)が見えます。ここに付着したゴミを、不要な歯ブラシなどで取り除きます。つまみがあるタイプは、ペンチなどで引き抜いて洗うとより綺麗になります。
- 元に戻す: フィルターとホースを元通りに取り付け、最後に水栓を開けて水漏れがないか確認します。
注意:掃除しても直らない場合は無理をしない
上記のフィルター掃除を行ってもエラーが解消されない、あるいは掃除をした直後は直るがすぐに再発する場合、原因はフィルターの汚れではありません。 ここから先は洗濯機本体の分解が必要な領域になります。専門知識のない状態で分解を行うと、感電や漏水、再起不能な故障を招く恐れがあるため、無理な深追いは禁物です。
フィルター掃除でも直らないなら「給水弁」の故障
フィルターが綺麗であるにも関わらず水が出ない場合、原因の9割以上は「給水弁ユニット」の寿命(故障)です。 ここでは、給水弁故障の特徴と、なぜプロに任せるべきなのかを詳しく解説します。
給水弁が故障すると起きる現象
給水弁は消耗品であり、使用頻度にもよりますが7年〜10年程度で不具合が出始めることが多い部品です。故障すると以下のような挙動を示します。
- 特定の工程だけ水が出ない: ドラム式洗濯機の給水弁は、「洗剤ケース用」「柔軟剤用」「乾燥フィルター洗浄用」など、水の出口が複数に分かれているものが一般的です(3連弁、4連弁など)。そのため、「洗いの水は出るけれど、柔軟剤を入れるタイミング(最終すすぎ)で水が出ずにエラーになる」といった複雑な症状が出ることがあります。
- 動作音だけがする: 耳を澄ますと「ブーン」という唸り音(コイルが磁力を発生させている音)はしているのに、弁が固着して動かず、水が流れない状態です。
給水弁の交換修理はプロに依頼すべき理由
インターネット上にはDIYで給水弁を交換する情報も散見されますが、施工実績25,000件を持つプロとして、一般の方による交換は推奨いたしません。
- 分解の難易度が高い: パナソニックのドラム式洗濯機は、内部構造が非常に密に設計されています。給水弁にアクセスするためには、天板を外すだけでなく、複雑な配線が繋がった基板ユニットを移動させたり、手の入りにくい奥まった場所のネジを脱着したりする必要があります。
- 水漏れによる二次被害のリスク: 給水弁は水道直圧がかかる部分です。パッキンの取り付けが甘かったり、ホースバンドの固定が不十分だったりすると、洗濯機内部で水が噴き出します。これがモーターや制御基板にかかると、ショートして発煙・発火する恐れがあります。
- 部品が入手困難: 給水弁はメーカー指定の「重要保安部品」に該当することが多く、一般消費者への部品単体販売は基本的に行われていません。適合しない中古部品などを使用すると、誤作動の原因になります。
U14エラーの修理費用の目安と依頼先
給水弁の交換が必要と判断された場合、修理費用はどのくらいかかるのでしょうか。依頼先ごとの特徴と合わせて解説します。
メーカー修理と専門業者の違い
1. メーカー修理(パナソニック) 保証期間内であれば、まずはメーカーサポートへ連絡するのが鉄則です。 保証が切れている場合の修理費用目安は、出張費・技術料・部品代を含めて約20,000円〜30,000円前後が相場です。
- メリット:純正部品による確実な修理。
- デメリット:繁忙期は予約が取りにくいことがある。費用が比較的高額になりがち。
2. 洗濯機修理の専門業者 私たち「家電の達人」のような、メーカー以外の修理業者です。 地域密着型の業者が多く、メーカーよりも柔軟かつ迅速に対応できるケースがあります。
- メリット:メーカーより安価に修理できる場合がある。即日対応可能な場合も。
- 独自の強み:修理だけでなく、「分解クリーニング」を同時に依頼できる業者が多いのが特徴です。
「どうせ修理で分解するなら、長年のカビや汚れも一緒に綺麗にしてほしい」というお客様には、専門業者への依頼がコストパフォーマンスが高くおすすめです。
まとめ:U14が出たらまずはフィルター掃除を
パナソニックのドラム式洗濯機でU14エラーが出た場合の対処法を解説しました。 最後に要点をまとめます。
- U14は「給水異常」のエラーコード。
- まずは「水栓の確認」と「給水フィルターの掃除」を必ず行う。(これで直れば費用はかかりません!)
- フィルター掃除で直らなければ、「給水弁の故障」である可能性が高い。
フィルター掃除を試しても改善しない場合は、無理に自分で修理しようとせず、プロに任せるのが最短かつ安全な解決策です。
「家電の達人」では、給水弁の交換修理はもちろん、洗濯機内部のカビや汚れを徹底的に落とす「分解クリーニング」も承っております。 施工実績25,000件の技術力で、お客様の洗濯機のトラブルを迅速に解決いたします。「水が出なくて困っている」「修理のついでに綺麗にしたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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パナソニック洗濯機 U14エラー Q&A
Q1
U14エラーが表示されましたが、これは何の故障ですか?
A.
U14は「給水異常」を示すエラーコードです。規定の時間内に洗濯槽へ水が溜まらない場合に表示されます。主な原因は「給水フィルターの詰まり」か「給水弁(内部部品)の故障」のいずれかです。
Q2
給水フィルターを掃除しても水が出ません。なぜですか?
A.
フィルターが綺麗な状態で水が出ない場合、洗濯機内部の「給水弁」という部品が経年劣化で故障している可能性が高いです。弁が開かなくなっているため、部品交換の修理が必要です。
Q3
U14エラーの修理費用の相場はいくらですか?
A.
メーカーや修理業者に依頼した場合、出張費・技術料・部品代を含めて約20,000円~30,000円程度が一般的な相場です。保証期間内であれば無償修理の対象となる場合があります。
Q4
給水弁の交換は自分で(DIYで)できますか?
A.
推奨しません。ドラム式洗濯機は構造が複雑で、分解には専門知識が必要です。不適切な取り付けは水漏れや感電、発火のリスクがあります。また、重要部品のため一般への部品販売は基本的に行われていません。
Q5
「洗い」はできるのに「すすぎ」だけ水が出ません。
A.
給水弁の故障の特徴的な症状です。給水弁は「洗い用」「すすぎ用(柔軟剤用)」など内部で経路が分かれているため、一部だけが壊れることがあります。この場合も給水弁ユニットごとの交換が必要です。
Q6
修理にかかる時間はどのくらいですか?
A.
プロが作業を行えば、給水弁の交換自体は1時間~1時間半程度で完了します。状況確認や動作テストを含めても、半日あれば十分に終わる作業です。
Q7
冬場にU14エラーが出ました。凍結でしょうか?
A.
氷点下になる寒い朝などは、給水ホース内の水が凍っている可能性があります。熱湯をかけると破損の原因になるため、40℃程度のぬるま湯で温めたタオルを巻き付け、自然解凍を待ってください。
Q8
引っ越し直後にU14が出ました。故障ですか?
A.
故障ではなく、水栓が開いていないだけの可能性があります。まずは蛇口が全開になっているか確認してください。また、「緊急止水弁」が作動して水が止まっているケースもあります。
Q9
給水弁の寿命は何年くらいですか?
A.
使用頻度や水質にもよりますが、一般的に7年~10年程度で不具合が出ることが多いです。購入から7年以上経過している場合は、寿命による故障と考えられます。
Q10
修理のついでに分解クリーニングもお願いできますか?
A.
はい、可能です。「家電の達人」では、修理と同時に洗濯槽の分解クリーニングも承っております。一度の訪問で修理と清掃を完了できるため、多くのお客様にご好評いただいております。
投稿者プロフィール
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okachan
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洗濯機・エアコン専門エンジニアの岡ちゃんです。
メーカーの正規エンジニアとして11年間にわたり、縦型・ドラム式洗濯機の修理、分解クリーニング、取り付けを専門に担当してきました。
また、エアコンの修理・取り付け・交換・分解クリーニングにも長年従事し、数多くの現場でトラブル解決と快適な環境作りをサポートしてきました。
社内では技術研修担当として後進育成にも携わり、技術力と安全管理の向上にも貢献。 「スピード対応」と「丁寧で確実な施工」をモットーに、メーカー基準以上のクオリティを目指しています。
これまで10,000件以上の修理・施工実績があり、難易度の高いトラブル対応や、複雑な機種・設置環境にも柔軟に対応可能です。 最新モデルから旧型機種まで、豊富な知識と経験を活かしてお客様の困りごとを最短で解決いたします。
「直せるものはできる限り直し、寿命を最大限延ばす」ことを信条に、 プロフェッショナルとして責任あるサービスを提供しています。