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【東芝ドラム式】給水されない原因と直し方!エラーコードC1の正体とは?

2026年02月25日

【東芝ドラム式】給水されない原因と直し方!エラーコードC1の正体とは?

😰
お客様
大変です!東芝のザブーンを回そうとしたら、全然水が入ってこないんです。画面には「C1」って出て点滅してるし…蛇口は開いてるのに、故障でしょうか?
🛠️
家電の達人
それはお困りですね。東芝のC1エラーは「水が入りにくい状態」を指しますが、実は致命的な故障の前に「自分で直せる些細な詰まり」であることが非常に多いんです。もし電気的な故障だとしても、どの部品を替えれば復活するか、プロの視点で網羅的に解説しますね!

東芝のドラム式洗濯機「ZABOON(ザブーン)」シリーズにおいて、給水エラーは生活を止める死活問題です。特に「C1」エラーは、一度発生するとリセットしても繰り返す傾向があります。本稿では、給水フィルターの清掃方法から、電磁弁(給水弁)の物理的固着、さらには水位センサーの誤検知まで、プロの現場知識を凝縮してその正体を暴きます。

1. 【東芝共通】給水エラーコードの真の意味と判別方法

C1エラー:物理的な「水の供給不足」の深層

「C1」は、給水開始から一定時間が経過しても、本体内の水位センサーが「規定の水位に達した」という信号をマイコンに送れない場合に発生します。東芝の設定では、通常給水開始から約15分〜20分がデッドラインです。

ここで重要なのは、「全く水が出ていない」状態だけがC1ではないということです。例えば、フィルターに汚れが詰まり、本来の1/10の勢いしか出ていない場合、洗濯機は「一生懸命給水しているつもり」ですが、時間切れでエラーを吐きます。また、排水弁にゴミが挟まって「給水しながら同時に排水されている」という矛盾した状態でもC1は発生します。

C1エラー解説画像

C51エラー:給水弁(電磁弁)の電気的死宣告

「C51」は、深刻な電気的トラブルを指します。給水弁のコイルに電気を流し、磁力で弁を開閉する仕組みですが、「回路が断線している」または「ショートしている」ことをマイコンが検知した時に表示されます。

このエラーが出た場合、掃除で直る可能性はほぼゼロです。コイルが熱で焼き切れているか、基板側のチップまで道連れに破壊されているケースも。C51が出たら、迷わずプロによるテスター診断を受けてください。

C51エラー解説画像
💡 プロのアドバイス:シャープ製のドラム式でも「E01」という給水エラーが有名です。
→ 【参考】シャープの給水エラーE01・E02を自力で直す方法と比較する

2. 難易度★☆☆:0円で解決!自分で確認すべき4つのポイント

① 給水フィルターの「砂・サビ」詰まり:徹底清掃術

ホースを外した本体側の接続部にあるメッシュ状のフィルターには、水道管から流れてきた「マンガン」「鉄サビ」「微細な砂利」が蓄積します。特に「近所で水道工事があった」「受水槽の清掃があった」直後は要注意。

フィルターが完全に塞がると、給水弁内部のシール材(パッキン)を傷つけ、ポタポタと水が止まらなくなる「二次故障」を引き起こします。こうなると給水弁ごと交換するしかありません。ピンセットで慎重に抜き取り、古くなった歯ブラシでメッシュを傷つけないように優しく水洗いしてください。フィルター越しに光が透けて見えるようになれば合格です。また、フィルターを戻す際は、向きを間違えると水圧で奥に吸い込まれてしまうため、カチッと手応えがあるまで差し込んでください。

給水フィルター清掃画像

② 冬場の給水ホース「凍結」:正しい解凍方法

深夜に氷点下になる環境では、ホース内に残ったわずかな水分が凍り、物理的な「氷の栓」となります。東芝機は給水弁が本体最上部にあるため、洗面所の冷気がダイレクトに伝わりやすく、一度凍ると自然解凍には半日以上かかります。

熱湯(100度)を直接かけるのは絶対に厳禁です。急激な温度変化により樹脂パーツが割れ、取り返しのつかない漏水事故を招きます。50度程度のお湯を含ませた蒸しタオルをホースの付け根に巻き付け、時間をかけてじわじわと熱を伝導させてください。また、蛇口自体が凍っている場合は、ドライヤーの弱風で遠くから温めるのも一つの手ですが、一点に集中させないよう注意が必要です。

ホース凍結対策画像

③ 蛇口の「ニップル」不具合とホースの折れ

蛇口に後付けしたニップルの「緊急止水弁(オートストッパー)」が誤作動しているケースがあります。地震や振動でホースがわずかに緩んだだけでも、水圧でストッパーが作動し、給水を遮断します。一度ホースを外し、ニップルの中央にあるピンを押し下げてリセットしてみてください。

また、洗濯機を壁ギリギリに設置している場合、ホースが「くの字」に折れて水流を遮っていることがあります。これは給水時の「ウォーターハンマー現象(ゴンという衝撃音)」を強め、給水弁内部のゴムを疲労させ、寿命を著しく縮める原因となります。設置スペースには最低5cm以上の余裕を持たせ、ホースが自然な弧を描くように調整しましょう。

ニップル・ホース折れ確認画像

3. 難易度★★★:東芝ZABOON特有の「物理的故障」メカニズム

物理的故障メカニズム画像

東芝のザブーンは「水冷熱交換方式」や「乾燥ダクト自動洗浄」など、他社よりも複雑な水制御を行っています。そのため給水弁は4〜5ポート以上に分岐しており、内部のダイヤフラム(ゴム弁)が1つ固着するだけでシステム全体のバランスが崩れ、給水不調や異音が発生します。

特に深刻なのが水位センサー(圧力スイッチ)とエアトラップの詰まりです。洗濯槽からセンサーへ繋がる細いチューブに、溶け残った洗剤カスや糸くずが「泥」となって蓄積すると、気圧の変化をマイコンに伝えられなくなります。これにより、「水が実際には入っていないのに、センサーが『満水だ』と判断して給水を止める」という致命的な誤動作が発生します。これは部品交換ではなく、高度な内部洗浄が必要なケースです。

4. 【深刻】給水不調を放置すると「乾燥機能」も死ぬ理由

乾燥機能への影響画像

「給水は遅いけど、とりあえず洗濯はできるから放置しよう」…この判断が**10万円以上の損失**を招く可能性があります。

東芝ZABOONの最大の特徴である「水冷除湿」は、乾燥中に給水弁から水を出し続け、湿った空気を冷やして除湿する仕組みです。給水弁が詰まって水量が落ちると、この除湿プロセスが完全にストップします。空気中の水分を回収できなくなるため、**乾燥時間が5時間、6時間と異常に延び、ヒートポンプユニットが限界を超えて熱を持ち、オーバーヒートによる基板の焼損やコンプレッサーの死を招きます。**

また、乾燥ダクト内を洗い流す「自動お掃除機能」も給水不足では動作しません。ダクト内に蓄積した湿ったホコリが、乾燥の熱で「カチカチの石膏状」に焼き付いてしまうと、もう高圧洗浄でしか取り除くことは不可能です。給水不調のサイン(C1エラー)を放置することは、洗濯機の寿命を秒読みで縮めていると言っても過言ではありません。

⚠️ 合わせて読みたい:乾燥機能に異変を感じている方は、こちらの記事もチェックしてください。
→ 東芝ザブーンの乾燥時間が長い!EH1エラーの正体とプロの極限洗浄

5. DIY修理のリスク:なぜ「自分で分解」はおすすめできないか

DIY分解のリスク画像

ネット動画を見て「自分でも給水弁を交換できそう」と思うかもしれませんが、東芝ザブーンの内部構造は他社と比較しても圧倒的に**「高密度・複雑」**です。

給水弁にアクセスするには、天板だけでなく、乾燥ユニットを固定している複数のネジを外し、複雑に絡み合ったハーネス(配線)を一度逃がす必要があります。ここでコネクタを一つでも差し間違えたり、配線を天板の角で挟み込んで被覆を破ると、メイン基板がショートして一瞬で洗濯機がただの鉄屑になります。

さらに最も危険なのが、給水弁周辺に走っているヒートポンプの「冷媒配管(銅管)」です。この配管は非常に脆く、部品を取り出す際にわずか数ミリ歪ませただけで目に見えない亀裂が入り、フロンガスが漏れ出します。ガス漏れ修理はメーカー対応でも5〜8万円かかる上、部品供給が止まっていれば修理不能。たかだか数千円の部品代を浮かそうとした代償としては、あまりにも大きすぎます。プロは専用工具と長年の「手感覚」でこれらすべてのリスクを回避して施工します。
→ 引越し時の洗濯機設置、プロとの違いは?

6. 【独占公開】プロが行う「給水弁交換」の全手順

プロの交換手順画像

ステップ1:周辺ユニットの「干渉回避」

天板を外す際、隠れた位置にある特殊ビスを特定します。特に東芝機は背面のダクトカバーと天板が強固な「隠し爪」で噛み合っており、知識なく持ち上げると樹脂製の爪が折れ、以後乾燥時の熱風が機内に漏れ出し、結露による基板故障を誘発します。プロは隙間に極薄のへら状工具を差し込み、ダメージゼロで開放します。

手順1画像

ステップ2:リード線のテスターチェックと絶縁

「C1が出たから給水弁を替える」という単純作業はプロの仕事ではありません。テスターを用いて、給水弁のコイル自体の抵抗値(Ω)と、基板から瞬時に送られる電圧(AC100V)を正確に測定します。これにより「本当の原因がメイン基板のプログラムエラーにある」場合の誤診を防ぎます。端子部にはシリコングリスを塗布し、洗剤の揮発成分による腐食も徹底ガードします。

手順2画像

ステップ3:高難易度な「ホースクランプ」の脱着

各ポートに繋がる5〜7本のホースを外しますが、ザブーンは指も入らない狭い場所にクランプが集中しています。市販のペンチでは滑りやすく、ホースに微細な傷をつけるリスクが大。プロは専用のロングベントプライヤーを使い、1mmのズレもなく正確に再固定します。このわずかなこだわりの差が、数ヶ月後の「見えない場所でのポタポタ漏水」を確実に防ぐのです。

手順3画像

7. 修理費用ガイド:東芝ドラム式の相場

修理内容 費用目安
給水フィルター清掃(出張・点検込)8,800円〜12,000円
給水弁(電磁弁)ユニット交換18,000円〜28,000円
水位センサー・エアトラップ泥洗浄15,000円〜25,000円
メイン制御基板交換(重症時)35,000円〜55,000円
費用相場画像

修理費用は部品代、技術料、出張料の合計で決まります。メーカー公式修理では一律の「技術料設定」があり、どんなに簡単な作業でも基本料が高額になる傾向があります。「家電の達人」では症状に合わせた適正価格と、施工後も安心の独自保証を提供。無駄な中間コストを徹底的に排除しているため、高品質な純正パーツを使用しながらも、メーカー修理より安く、かつ圧倒的に早く対応することが可能です。

8. まとめ:C1エラーは「洗濯機の寿命」ではありません

まとめ画像

東芝のドラム式洗濯機で「C1」が出た時、多くのユーザー様が「30万円近くした高級家電が、たった5年でゴミになるの?」と落胆されます。しかし、現場を見てきたプロとして断言します。その不調のほとんどは、「定期交換が必要なゴム部品の劣化」や「外部から侵入した汚れによる目詰まり」に過ぎません。

高価なZABOONを安易に捨ててしまうのは、あまりにももったいないことです。わずか2万円前後の適切な投資(メンテナンス)を行うだけで、また新品の頃のような力強い給水と、カラッと快適な乾燥機能が100%蘇ります。

高額な買い替えを検討する前に、まずはプロの診断を受けてみてください。それがお財布にとっても、地球環境にとっても、最も賢い選択です。

「家電の達人」は、東芝ザブーンを心から愛する方の最強のパートナーです。LINEで型番とエラー画面を送っていただければ、熟練スタッフがすぐに概算見積もりをご提示します。明日からストレスなく洗濯機が使える日常を、私たちが全力で取り戻します。

東芝 ZABOON 給水トラブル解決隊

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よくある質問(FAQ)

Q. エラーC1が出た時、リセットして使い続けても大丈夫?
A. 根本的な解決にはなりません。 一時的に動くこともありますが、C1を繰り返す状態で使い続けると、給水弁に過度な負荷がかかります。 最終的にメイン基板まで故障させて修理費が高騰するリスクがあるため、早めの点検を強くおすすめします。
Q. フィルターを掃除してもC1が消えないのはなぜ?
A. 内部部品の「物理的な故障」が考えられます。 フィルターが綺麗でも水が通らない場合、「給水弁(電磁弁)の固着」「水位センサーのチューブ詰まり」の可能性が高いです。これらは分解作業が必要な「プロの技術領域」となります。
Q. 水は少しずつ出ているのにエラーが出るのはなぜ?
A. 「制限時間」を超えているからです。 東芝の洗濯機には「一定時間内に水位を上げる」という制限があります。チョロチョロ給水では、洗濯機は「給水されていない」と判断してエラーを出します。
Q. エラーが出ないのに給水が始まらないことがあります。
A. 「ドアロック」の不具合を疑ってください。 ドラム式は安全のため、ドアが完全にロックされないと給水を開始しません。衣類が挟まっていないか、ロック部分にゴミが詰まっていないかをまず確認してください。
Q. 給水弁の修理は、その日のうちに終わりますか?
A. はい、最短当日で完了します。 作業時間は通常60分〜90分程度です。「家電の達人」では主要パーツを常備しているため、訪問したその場で復活させることが可能です。
Q. 自分で部品を買って交換するのは難しいですか?
A. 正直に申し上げて「おすすめしません」。 分解時に冷媒配管を傷つけてガス漏れさせ、再起不能になるケースを何件も見てきました。プロに任せるのが最も安上がりで安全な選択です。
Q. 購入から8年。修理と買い替え、どっちが賢い?
A. 異音がなければ「修理」が断然お得です。 最新機種は30万円近くしますが、給水修理は1/10以下のコストです。2万円前後の投資で寿命をさらに延ばす方が経済的と言えます。
Q. 修理中、中に入っている洗濯物や水はどうすれば?
A. そのままでも大丈夫です。 現場で私たちが安全に排水処理を行います。重い洗濯物を取り出す必要もありませんので、すべてお任せください。
Q. 給水を直すと乾燥の調子も良くなるって本当?
A. 本当です。 東芝機は給水を利用して乾燥ダクトを自動洗浄します。給水が正常になることで洗浄機能が復活し、乾燥エラーの予防に直結します。
Q. メーカー修理との違いは何ですか?
A. 「スピード」と「+αのケア」です。 メーカーは予約が1週間先になることもありますが、私たちは地域密着で最短当日対応が可能。さらに修理ついでにダクトの簡易清掃などを行うのが私たちのこだわりです。

投稿者プロフィール

okachan
okachan
洗濯機・エアコン専門エンジニアの岡ちゃんです。

メーカーの正規エンジニアとして11年間にわたり、縦型・ドラム式洗濯機の修理、分解クリーニング、取り付けを専門に担当してきました。

また、エアコンの修理・取り付け・交換・分解クリーニングにも長年従事し、数多くの現場でトラブル解決と快適な環境作りをサポートしてきました。

社内では技術研修担当として後進育成にも携わり、技術力と安全管理の向上にも貢献。 「スピード対応」と「丁寧で確実な施工」をモットーに、メーカー基準以上のクオリティを目指しています。

これまで10,000件以上の修理・施工実績があり、難易度の高いトラブル対応や、複雑な機種・設置環境にも柔軟に対応可能です。 最新モデルから旧型機種まで、豊富な知識と経験を活かしてお客様の困りごとを最短で解決いたします。

「直せるものはできる限り直し、寿命を最大限延ばす」ことを信条に、 プロフェッショナルとして責任あるサービスを提供しています。